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野菜栽培に役立つ微生物

先日、慣行栽培の農家さんのお話を聞いていたところ、「肥料、除草剤、三要素」なんて言葉がありました。いろんなものを散布するのですね。

私も素人ながら、いわゆる三要素の「窒素、リン、カリウム」など耳にしたことはあります。それらは確かに栄養素なのでしょうが、それを植物が栄養として取り込みやすい形に変化させてくれる微生物集団もいるようなのです。

例えば窒素固定菌。確か、空気の四分の三は窒素。窒素は自然界に大量に存在するものの、気体そのままを利用できる訳ではないのです。それらを窒素化合物(栄養素)に変化させる能力のある微生物もいます。根粒菌がその代表格で、野菜からのブドウ糖を頂戴し、それをエネルギー源として活動し窒素化合物を生成し提供するという、共生の関係を保っています。土の下では、そんな事が起こっています。

例えば菌根菌。彼らは、リンや水分を集めて野菜に提供しているそうです。対価はもちろん野菜からもらえるブドウ糖。VA菌根菌などは、リン、亜鉛、銅、鉄などを野菜が利用しやすい形に変えてくれます。

土壌で酸素が不足した時に活躍する脱膣菌なんていうものも存在するようで、硝酸塩などを利用し窒素ガスを作り、大気中に窒素を放出する技を持っていたりします。

微生物の世界には、驚きのシステムばかりあるものです。

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